備えて安心！おひとりさまの終活

1講目　いつか来るおひとりさまの老後を考える

やがて誰にもやってくるおひとりさまの老後や最期の選択を映像にしたＤＶＤ「おひとりさまを生きる」を鑑賞しました。映像で紹介された方々に寄り添いながら撮影をした監督のお話を聞きながら、よりよく自分らしく生きることについて考えました。

受講生の感想より

・映像を通していろいろな方の生き方をみせていただき、しっかりと考えていきたいと思った
・一人で生きるとは、自己選択、自己決定する力をもつこと
・最期に住む場所や選択肢がよくわかった

2講目　心も暮らしも軽やかにする整理術

片づけるとは、「ものを捨てる」ことや「見た目をキレイにする」ことではありません。自分にとって大切なことやものは何か、どうしたいかを明確にすることです。
①通帳や生命保険等お金まわり
②身の回りの必需品
③もしもの場合に備えた入院セットやエンディングノート、防災グッズ
④自分にとっての宝物
まずは、この４つを準備することから始めましょう。片づけるのは、楽に、安心して、心地よく暮らすためです。

受講生の感想より

・「捨てる」から始めないでどんな暮らしをするかを決め、「分ける」から始めるという片づけの視点を教えてもらい、気持ちが楽になった
・快適な暮らしを頭でイメージしてからスタートする
・自分の知らなかった物の考え方、片づけ方を知ることができた

3講目　自分で決めよう、これからの生き方
～成年後見制度と遺言～

人生のしまい方を考えることは、今を安心して生きることにつながります。何が不安なのか、将来どんな問題が起こりうるか、絶対に譲れないものはなにかなど、現在の自分の立ち位置を見極めましょう。また、そのために何ができるか、何をしておけるかを考え、備えることで、より豊かな今日を生きられると、司法書士として成年後見に携わった事例等も交えながらわかりやすくお話いただきました。

受講生の感想より

・ふだんからのコミュニケーションが大切であることがわかった
・自分自身で考え、備え、安心して暮らせる自分を構築していきたいと思う
・漠然とは考えていたが、元気な今から少しずつ整理し、病気になった時はどうするかなど、具体的に子どもたちと話し合っておきたいと思った