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男女共同参画セミナー/

せっつ女性大学入学記念講演

松井久子の生きる力~命をつなぐものとして~

女性と男性が互いに人権を尊重し、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会について考える機会として、毎年男女共同参画セミナーを実施しています。今年度は、午前の映画会に引き続き松井久子さんの講演会を実施しました。

映画製作の中で、出会ったさまざまな困難と喜び。資金集めから撮影現場で培ったリーダーシップやコミュニケーション能力。多くのスタッフや観客を動かすためには、どれだけ信頼してもらえる私であるか、そして、男性と同じように責任を引き受けられる私であるか・・・が大事。シングルマザーとして、また、男性中心の映画の世界で映画監督としての道を、自身で選択し引き受けて、生きてこられた松井さんから「生きる力」についてのヒントを伺いました。

受講者の感想より
・男女の枠をこえて、仕事にも挑戦されている監督の生き方に共感しました。
・日本の社会はまだまだ男性中心のところが多く、特にリーダー的な立場に女性が立つと男性のみならず周囲の女性のジェンダー観にも向き合わなければならないことがあります。女性が訓練されていないという言葉に大きくうなずいてしまいました。妻、母、職場での立場とさまざまな顔がありますが、ひとりの女性、ひとりの人間として、自分の残りの人生と向き合っていきたいと思いました。
・男女平等を声高に言うのでなく、自分の経験を語る中で、女性の自立、男社会からの変革の必要性など、納得できるお話でした。
日時 7月13日(土)午後1時30分~3時30分
会場 摂津市立コミュニティプラザ3階 コンベンションホール
講師 松井久子(映画監督)
参加人数 134名