講座報告

今こそ読みたい!K(韓国)文学の魅力 
~本と出会う多様な生き方~ 
    
「本と出会う多様な生き方」をテーマに、日本でも話題を集めた『82年生まれ、キム・ジヨン』をきっかけに、その後も数多くの翻訳本が出版されている韓国文学を取り上げました。講座では、女性の様々な問題を取り上げ、それについての怒りを素直に描き「フェミニズム文学」と位置づけられた書籍をはじめ、社会の様々な問題を扱っている本を紹介しました。韓国語の講師や、翻訳もされている稲川先生に、フェミニズム運動に火をつけた「江南駅殺人事件」をはじめ、韓国の情勢や世情についても、あわせてお話しいただきました。

参加者の感想
・2時間のセミナーが1時間に感じられ、とても楽しい時間でした。K文学の魅力を詳しく知ることができました。
・まさに、今求めていたお話でした!!!隣国でありながら知らないことばかりで、これからどんどん知っていこうと思いました。本当に楽しいお話しで最高でした。
・書籍のバックアップが聞けて楽しかったです。
・K-POP、ドラマには興味がありましたが、文学には馴染みがなかったので、本講座を受けて興味がわきました。先生自身の経験もお話しいただいて、2時間があっという間でした。
日 時 令和6年1月20日(土)午前10時~12時
講 師 稲川右樹
(帝塚山学院大学リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科准教授)