講座報告

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ウィズせっつカレッジ2021入学記念講演
あふれでたのはやさしさだった 
奈良少年刑務所 心を開いた詩の教室
   

講師の寮さんは奈良少年刑務所における「社会性涵養プログラム」で長年に渡り、詩の授業を行ってきました。受刑者の少年たちは加害者であると同時に被害者でもありました。心を閉ざしていた少年たちが詩の教室で自分を表現し、それを受け止めてもらうことでおこった劇的な変化や、教室の様子について伺いました。

人が尊重される場所がある、尊重し合える関係をつくるということが、いかに大切かを考える時間となりました。

☆参加者からの感想☆
・お互い認め合い否定しないこと。話し合いやコミュニケ―ションを大切にするように、人との付き合い方を聞かせていただきました。
・言葉、人間、やさしさを考えさせられた。
・以前に本を読んでよかったので、直接お話を聞けてよかった。
・相手を否定せず共感する態度に徹しておられたからこそ、受刑者の心の扉開いたんだということが、お話しに溢れでる人柄から伝わってきた。

日時/場所 令和3年6月26日(土)午後2時~4時
摂津市立コミュニティプラザ3階 コンベンションホール 
講師 寮 美千子(作家・詩人)